遷延性意識障害

(1) 遷延性意識障害とは(定義・特徴)

遷延性意識障害とは、脳損傷に起因する障害で、重度の意識障害が継続している状態のことをいいます。いわゆる「植物状態」のことです。現在では「植物状態」という呼称は使われなくなり、「遷延性意識障害」という用語が使われています。日本脳外科学会では下記のように定義づけがなされています。

  • 自力移動不可能
  • 自力摂食不可能
  • 尿失禁状態にある
  • 声は出しても意味のある発語は不可能
  • 簡単な命令にはかろうじて応ずることもあるが、それ以上の意思の疎通が不可能
  • 眼球はかろうじて物を追っても認識はできない。

脳損傷を受けた後で上記六項目を満たすような状態に陥り、ほとんど改善がみられないまま満三カ月以上経過したもの。

(2) 遷延性意識障害と後遺障害認定のポイント

遷延性意識障害の場合、上記(1)の定義のとおり、自力では何もできない状態ですので、自賠責保険における後遺障害等級としては別表第一第1級1号「神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの」に該当します。
自賠責保険では、主に主治医による後遺障害診断書や脳の画像など医学的資料から上記(1)の状態にあるかどうかの判断がなされます。障害の状態としては重篤性が明白ですから、主治医において遷延性意識障害との診断がなされていれば、後遺障害の等級認定上疑義が生じるケースは少ないでしょう。

(3) 損害賠償請求におけるポイント

遷延性意識障害の場合、上記のとおり、通常1級の常時介護を要する状態と認定されますので、損害賠償請求の場面においては、将来介護費が請求できることになります。
交通事故により遷延性意識障害となってしまった被害者のご家族にとっては、被害者の介護は一生の問題です。経済的な負担も莫大なものとなります。そのため、遷延性意識障害の方については、将来介護費について適正な賠償を得られるかどうかが最も重要なポイントとなります。
どのように算定されるかは、その被害者について将来施設介護を選択するのか、在宅での介護をするのかによっても変わりますし、在宅介護の場合、近親者が介護するのか、ヘルパーさんを雇うのかなどによっても変わります。
さらに、在宅介護の場合、介護体制を整えるために住宅改装費など大きな出費もかかってくることとなります。
こうした将来かかってくる費用について適切な資料を裁判所に提示できるかどうかにより、賠償金として認定される幅が大きく変わってくることになります。
遷延性意識障害の場合、介護費以外の損害項目も高額になりますので、経験のある弁護士に依頼するかどうかで金額が大きく変わる可能性もあります。是非ご相談ください。

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